事業内容

建設事業本部
環境土木部

建設事業本部 環境土木部部長
福岡圭一郎

街をつくるのも、街で暮らすのも人
人と人とのつながりを大切に
皆に愛される街をつくっていく

人々の生活の基盤をつくる——。
そんな使命感を持って、環境・土木部は日々の業務に取り組んでいます。

私たちが担うのは、広大な住宅地の造成、区画整理や、地下に広がる下水道の整備、橋梁を支える下部構造の建設など大規模工事における施工管理。予算の組み立てから人員配置、工程の管理など、多数の技術者やライフラインを担う様々な企業と連携しながら、長期にわたり現場指揮を執る責任ある仕事です。

現場が大きければ大きいほど、工期は長くなり、関わる人数は増えていきます。そのため、現場の司令塔として、私たちが心がけているのがコミュニケーション。まずは工事に関わるすべての人が細やかに現場の進捗状況を共有し、不具合が生じれば私たちが先頭に立って速やかに解決にあたります。
そうして時間の経過とともに高まる現場の一体感や、目の前で大きなものができあがっていく喜びと達成感を糧にしながら、環境・土木部は、安全・安心な暮らしを支える街づくりの一翼を担っています。

環境土木部

建設ICTをいち早く
導入最新技術を駆使し多彩な案件を手がける

昨今、建設業界で注目されているのが、作業工程に情報通信技術を取り入れる「建設ICT」。私たちは小島組がモットーとして掲げる「伝統と革新」に基づき、これまでに培ってきた技術力を礎に、最新技術である建設ICTの導入に取り組んでいます。

現在、環境・土木部全体で注力しているのが、工事現場におけるドローン技術の導入。2018年にドローンの設備を整え、操作技術を習得しました。ドローンでないと入れないような土地の撮影や測量データをもとに、精巧な図面の描き出しやお客様にお渡しする資料作成、現場の進捗管理などを行っています。最近では、ドローン技術の使用が受託の条件として提示される案件もあり、非常に大きな優位性を得ています。

こういった先端技術の導入は、必要性に迫られてということではなく、部のメンバーたちの旺盛な好奇心によって進められます。さらに必要性が認められれば、環境が迅速に整えられる企業風土があるので、土木事業における最先端に触れるチャンスが多いのも小島組の特長です。

ドローン操作
ドローン操作

地元厚木を拠点に、
人と土地を強く、深く結びつけていく

厚木をはじめ、秦野、伊勢原、茅ケ崎などの県央地域を中心に、創業127年という小島組の長い歴史の中で、国土交通省など中央官庁からの大規模な公共工事を数多く受注してきました。最近では新東名高速道路の厚木区間や、厚木秦野道路の建設工事に携わるなど、生活に関わりの深い実績を豊富に蓄積しています。
地元の方々との結びつきも強く、新たな現場に臨む際に、近隣の方から「小島組には以前世話になったよ」とお声がけいただいたり、「また小島組に頼みたい」とリピート発注いただくことは少なくありません。

私たち環境・土木部には、街づくりに携わる事業者として、地域の方々に、私たちが手掛けた土地や施設に深く親しんでほしいという強い想いがあります。その想いをかたちにするため、現場見学会などの様々なイベントを開催。ファミリーを中心に毎回多くの方々にご参加いただいています。このような活動を通し、今後も地元の方々に親しまれ、また期待に応える仕事に努めてまいります。

土木イベント
土木イベント

次世代技術者の育成にも注力
培った技術力と地元との絆を未来へつなぐ

小島組の中核をなす土木事業において、長く培われてきた知識と技術を未来へつないでいくため、現在では人材育成にも注力。国内はもちろん、技術習得への意欲が高い海外からの研修生も積極的に受け入れ、現場作業を通して多くのことを学んでもらっています。
長期にわたり作業をともにする土木事業の現場では、アットホームで温かみのある雰囲気で、肩書きを問わず、すべての人が一致団結できる環境づくりを重視しています。

土木工事というと、黙々と作業をするイメージを持たれるかもしれませんが、私たちは仲間やお客様、そしてその土地で暮らす人々との絆を何より大切にし、人と深くつながることで高い成果を残してきました。今後も人とのつながりを大切にしながら、住む人に愛される街づくりを目指していきます。

土木事業写真