事業内容

海外事業部

確かな技術と対応力で
国づくり、街づくりを推進
“小島組ブランド”で世界へ

2013年、小島組は新たなビジネスの場を求め、海外進出を果たしました。アジア各国を視察し、この数年、目覚ましい経済成長を続けるカンボジアの首都プノンペンに、100%子会社である「コジマグミカンボジア」を設立。確かな技術、高い品質、お客様からの厚い信頼を守る“小島組ブランド”を武器に、世界各国での土木・建築事業の拡大を目指しています。

現在は、その第一段階として、小島組ブランドを継承する優れた技術者の育成に注力。現地の大学で工学部建築土木学科を卒業した優秀な若者を積極採用し、日本の土木・建築現場の最前線で、実践的な日本語から様々な技術と知識、仕事に対する姿勢などを学んでもらっています。

海外事業部の役割

国や県、市と協力しカンボジアの現地調査を
実施。社会問題の解決に貢献

2019年までは、人材育成を進める傍ら、JICA(独立行政法人国際協力機構)からの依頼で、医療廃棄物の処理事業に先立つ現地調査を行ったり、日本とカンボジアの二国間における、都市廃棄物を利用したメタンガス発酵・発電事業の事前調査に協力するなど、国際組織からの要請による大規模な調査業務を主に請け負ってきました。
豊富な知識と優れた語学力を有するコジマグミカンボジアのスタッフが調査の現場を取り仕切ったり、また内外の専門家が出席する会議や調査チームの現地視察をアテンドするなど活躍。カンボジアが抱える社会問題の解決に貢献してきました。

小島組カンボジア

あらゆるノウハウを教育し
世界に通用する優秀な技術者を育成

現在はコジマグミカンボジアで採用した数名の若者を本社で受け入れ、土木・建築の現場を教育の場として、実務研修を行っています。彼らは高学歴なうえ、学習意欲が非常に高いため、教えられたことを次々と吸収し、また、現場での積極的なコミュニケーションを通じ、日本語もかなり上達しています。

日本滞在中は社宅の貸与や社内行事への参加など本社社員と同様の待遇で、小島組ならではのアットホームな雰囲気の中、明るく現場を学んでもらっています。1人前の現場監督として認められるには長い年月を要しますが、やがて彼らが独り立ちできる力を身に着けた時にはカンボジアに戻り、コジマグミカンボジアの土木・建築事業を牽引してくれることを期待しています。

小島組カンボジア
小島組カンボジア

日本とカンボジアの文化交流の懸け橋に

近年では、宮ケ瀬湖畔の野外音楽堂を会場にカンボジア交流イベントを開催しています。カンボジアに新たな拠点を設立したことを一つの縁として、小島組創業の地である厚木近郊の方々にもカンボジアの魅力をしていただきたいと、カンボジアより来日したアーティストが参加する音楽ライブなどを行っています。

急速に発展するプノンペンを拠点に世界中で小島組の力を発揮
さらなる飛躍を目指す

コジマグミカンボジアの設立は、ここから進めていく海外事業のはじめの一歩にすぎません。今後は、プノンペンを拠点に近隣の国々へもアプローチ。海外におけるブランド力の高い日本の土木・建築技術と、小島組ならではのハイレベルな人材、技術力を駆使し、さらに多くの国や地域で、豊かな生活を支える街づくりに貢献していきます。

小島組カンボジア

外国人人材
受け入れ支援事業

外国人人材支援
icn
支援業務を委託することで受入れ企業様の負担を軽減します
ビザ申請・切替
icn
ビザ申請や切り替えなどの複雑な資料作成もお任せください
人材紹介
icn
受入れ企業様のニーズにお応えできるように全力でサポート致します

特定技能

特定技能とは2019年4月に制定された外国人人材の新たな在留資格です。少子高齢化・働き方の変化により深刻化する人手不足の解消を目的として、14職種に限り一定の技能および日本語能力基準を満たした外国人人材を実際の職場で就労させることが可能になりました。

登録支援機関

特定技能外国人人材を雇用する企業では、外国人人材に対して住居の確保など、様々な支援を行うことが義務づけられています。しかし、受入れ企業がこの支援義務を「登録支援機関」に委託する事は可能です。コジマグループでは2020年4月に登録支援機関の認定許可を取得し、企業様と外国人人材が共に安心できるサービス事業を開始しました。

就労可能な14職種とは

介護
ビルクリーニング
素形材産業
産業機械製造業
電気・電子情報関連産業
建設
造船・舶用工業
航空
農業
宿泊
自動車整備
漁業
外食業
食料品製造業分野

支援義務とは

特定技能外国人人材受入れ企業の事を「特定技能所属機関(受入機関)」と呼びます。受入機関では雇用する外国人が職業生活、日常生活又は社会生活を安定かつ円滑に送れるよう下記10項目の支援を行わなければなりません。「登録支援機関」はこれらの支援計画書の作成・実施を受入機関に代わり行うことで義務の負担を軽減します。

1 事前ガイダンスの実施
2 出入国する際の送迎
3 住居の確保
4 生活オリエンテーションの実施
5 公的手続きへの同行・支援
6 日本語学習の機会の提供
7 相談又は苦情への対応
8 日本人との交流促進に係る支援
9 雇用支援(人員整理などにより解雇された場合)
10 定期的な面談の実施

受入機関(介護施設)・施設利用者の声

コジマホールディングスで受け入れ支援をした外国人人材への評価をご紹介します

非常に仕事に意欲的で好感がもてます

常に笑顔を絶やさずに接してくれて安心感があります

介護の知識習得にも積極的でわからない事はすぐ指導者に質問し、仕事に慣れようと努力しています

親身に明るく接してくれて彼女とおしゃべりするのが毎日楽しみ

コジマホールディングス海外事業のあゆみ

コジマホールディングスは2013年にKOJIMAGUMI CAMBODIA CO.,LTD.を設立しカンボジアの首都プノンペンにグループで初めてとなる海外オフィスを構えました。現地では総合建設業を営む小島組の技術者を育成するべく優秀な若者を採用し、日本語から建設技術、仕事に対する姿勢など様々な教育・支援を実施してきました。カンボジアでの研修後には日本の小島組本社で技術者を受け入れ実際の現場で実務経験を積み、今では小島組技術者の一員として会社を支えています。コジマホールディングスでは2019年の在留資格制度改定を機に自社の職員だけではなく、地域社会の各産業にも外国人人材の紹介ができるよう新しい事業を立ち上げました。ホテル事業や社会福祉法人を有するグループ企業ならではのノウハウとこれまで培ってきた外国人人材育成のネットワークを生かし、日本で働きたい外国人人材と受け入れ企業様が共に発展していけるようなサービスを提供できるよう一丸となって取組んでいきます。

photo

open

当センターの目指すもの

日本・カンボジア両国間の商業活動の
よき懸け橋とならんことを

カンボジアとの貿易や物産品・文化・観光などを日本に広く紹介することを目的として、カンボジア政府より初めて公認された商業センターです。さらには、同国へのツアー・投資・両国間の人材交流等のサポート役も目指しています。

カンボジア商業センター

展示内容

1 カンボジアの基本的紹介

国土、人口、言語、気象

2 物産の紹介
  • 綿・絹織物でできた商品、食物、飲み物、料理
  • その他手工業のもの
  •               

3 観光の紹介
  • 世界遺産アンコールワット等、トンレサップ湖、天空のラピュタのモデル
4 カンボジアと日本の交流関係紹介
  • 貿易に占める日本の割合の変遷
  • 日本支援(インフラ、建築等技術、織物技術、遺跡修復等)
  • 人材受け入れ(農業、介護、縫製などの分野の受け入れ状況)
     ODA、JICA、NPO等
5 カンボジアに関する図書ご紹介
6 コジマホールディング海外事業部に関するもの
  • カンボジア事務所や小島組で働くカンボジアの方々の紹介
  • 海外人材紹介事業とサポートの内容紹介(ビザ取得、日本語学校、住居、技術資格取得等)
カンボジア商業センター
神奈川県厚木市中町4-16-21 プロミティあつぎ3F
TEL : 046-206-8808
担当 : 小杉、マックラリー