建設事業本部
建築部
長橋 正基
確かな技術、新たな挑戦、
お客様との絆を軸に
業界の最前線を走り
未来の景色をつくり続ける
建築部の主な仕事は施工管理。新築はもちろん、改修や増築、解体工事など様々な現場で指揮を執り、定められた予算とスケジュールの中で、完成に向け安全に工事を進めていくのが、私たちの仕事です。
設計図は実に緻密にできていますが、平面に描かれた図面から大きな建物をつくりあげていく過程には、大小様々な判断が現場に委ねられ、設計図を参考にしながらも、最後の微調整はこれまでの経験をもとに私たちが現場で指示します。そうして建物の細部までよりよいものを追求していくことが、現場代理人としてのミッションであり、腕の見せどころでもあります。
住居から公共各種施設まで
幅広い建築を通じ
愛される街づくりに貢献
神奈川県の県央地域を中心に、住居から学校や病院などの各種公共施設まで、小島組は長い歴史の中で多種多様な建物の建築を手がけ、経験と実績を積み重ねてまいりました。そのおかげで、得意分野、専門分野をとくに定めず、「すべてが得意」であることが大きな強みとなっています。
しかし、医療や福祉関連の施設の場合は、安全性はもちろん、体が不自由な方が多く利用するため、とくに細やかな配慮が建物に求められます。そのため、経験に基づくノウハウを持つ建設会社でないと対応できないケースも多く、最近では豊富な実績を持つ小島組にご発注いただくことが一層増えてきています。

現場の未来を支える、新しいチカラ
建設ディレクターの活躍と挑戦
■ 建設ディレクターとは
2023年、小島組は現場管理のさらなる効率化と品質向上を目指し、「建設ディレクター」を導入しました。
建設ディレクターとは、ICT(情報通信技術)を活用して現場業務を支援する新しい職種です。建設業界が抱える「人手不足」や「長時間労働」といった課題の解決にも貢献しています。

■ 若手女性も活躍中!
当社では現在、若手女性社員が建設ディレクターとして現場で活躍しています。
最初はiPadを使った「電子小黒板」の導入から始まり、写真管理の効率が大幅に向上。DX(デジタルトランスフォーメーション)が社内に広がるきっかけとなりました。
■ 現場の業務がスマートに
今では、安全書類のデジタル化や、情報共有システムの導入も進み、事務作業の負担が軽減されています。
現場と社内がリアルタイムでつながり、チーム全体の生産性も向上しています。

■ 「当たり前」を疑い、よりよい現場へ
私たちは今後も、建設ディレクターの業務領域を広げるとともに、現状のやり方を見直すことにも力を入れています。
「今までやっていたから続ける」のではなく、「もっと簡単な方法はないか」「やらなくてもいいことはやめる」といった視点で、柔軟に業務改善に取り組んでいます。

■ 進化する現場に必要な存在
建設ディレクターは、現場の“効率”と“安全”を支えるキーパーソンです。
現場を裏から支える立場として、日々の改善や工夫を積み重ね、建設の新しいカタチをつくっていきます。

人が人をつなぎ、縁が縁を結び
地元の皆様とともに歩み続けてきた日々
街に、人に、長く寄り添う建物をつくり続けていく
時代の変化とともに、建築業界も刻々と変わっていきます。私たちは自社物件などを利用して、積極的に新たな技術・工法に挑戦し、よいものは迷わず取り入れ、業界の最前線を走り続けたいという思いで、日々現場に臨んでいます。
平面に描かれた設計図を頭の中で紐解き、整理し、大きく複雑な建物へと組み立てていく作業は、苦労もありますが、やりがいのあるとても楽しい仕事です。個人の技量はもちろん、建築部としても成長しながら地道に仕事を続け、この先何十年もの間、街の景色に、人々の生活の中に、長く残り続けるものをつくっていきたいと思っています。
